Chichen Itza 探訪その2 (Cancun, MX)

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このカスティージョ北側の階段には「ククルカンの頭部」(上写真)があると述べたが、そのカスティージョの北側に位置する、あるポイント(カスティージョから約50m程度離れた箇所)に、芝の上にいくつかの大きな石が散らばっているところがある。ガイドが説明してくれたここは、「金星の台座」と呼ばれている場所と、カスティージョの間に位置する場所である。

ここで「パン」を手をたたくと、カスティージョ(もしくは周辺の遺跡)に反響して、カスティージョ方向から「キュン」とこだまが返ってくる。この「パン」「キュン」の間はコンマ数秒程度なのだが、この「キュン」の後、さらに1秒程度後に、カスティージョに向かって左側にある「戦士の神殿」から「ピュン」というこだまが返ってくる。
カスティージョに向かって「パン」と手をたたくと、正面から「キュン」、その後左側から「ピュン」というこだまが返ってくるというわけだ。

こうやって文章にしてみると、どうってことないかも知れないが、実際に現地でその反響する音を聞くと、とぉーっても不思議。このカスティージョは神殿なので、祭事の際には多くの人間が集まったのだろうけど、彼らの歓声や喝采を含めて、何かしらの音響効果を狙ったものなのだろう。

新・旧Chichen:
このChichen Itzaには、旧Chichenと新Chichenがあって、それぞれ時代が違う。
遺跡全体がこじんまりとしている旧Chichenは、日本でいう弥生時代後期から飛鳥・奈良時代にかけて。
上のカスティージョに代表される新Chichenは、平安時代から鎌倉時代前期にかけて。


今までの写真は、全て新Chichenのものだが、このページは旧Chichenの遺跡を含めて紹介する。

(続く)
 

P8070262.JPG球戯場に面して建てられているジャガーの神殿の裏側に作られている「付属のジャガーの神殿」
(Anexo de los Tigers)
こ のジャガーの両側の柱の下部には、マヤの神が「涙を流している人の顔」として彫られていて、その涙が川となって、その先には鳥や亀や魚が描かれている。こ れは、天からの恵みである雨によって、植物や動物が生まれ育つことを表現している。また、この両側の柱には亀が描かれており、右側の亀が生を、左側の亀は 首を甲羅に入れていることから死を表現しているとのこと。







以下、旧Chichen

 P8070265.JPGカスティージョからちょっと横道を入ると、奥まった場所にあるのが、旧Chichen。上述の通り、新Chichenとは、時代が全く違う。
これは、「高僧の墓」(Tumba de Sancerdotes)と呼ばれているもの。今までの新Chichenのものと比べて造りが小さいことが理解できるだろうか。

 

 


 
 




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赤い家(El Chichanchob)











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天文台(El Caracol)
旧Chichen時代に作られたものは下部だけで、上部の丸いドームは新Chichen時代に増築されたもののようだ。

現在は、このカラコルの中に入ることはできない。

見た目から言っても現代の天文台ととてもよく似ており、とても平安時代に考えられたものとは思えない。

 


 
 






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尼僧院(Las Monjas)

正確には、どのように使われたのか、まだ解明されていないようだ。










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教会(La Iglesia)

中央部正面のチャック神(真中でちょっと出っ張っているものが鼻)の両側に、マヤの東西南北を司る神様や、カメ、アルマジロ等が描かれている。 

 


 
 





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建物の角、ところどころには、チャック神の顔が彫られている。
右耳から何かぶら下がっているのがわかるだろうか。
これは、男根を意味していて、ピアスのように刺さっているのだ。
 









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これは、チャック神の「鼻」。
左写真が正面で、この写真は横顔ということになる。
チャック神は、雨の神様で、象のような姿で表現され、長い鼻と"右耳のピアス"が特徴。
 

 


 
 





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「付属の尼僧院」横にある遺跡なのだが、何に使われたものなのかは、まだ解明されていないそうだ。











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「付属の尼僧院」(El Anexo del Este)

壁全体にチャック神が描かれている。
全部で13のチャック神があり、壁面上部に4つ、下部に8つの顔が描かれているのだけど、わかるかなぁ・・・左上写真のチャック神の顔からイメージすればわかりやすいかもしれない。(目が四角いのが特徴)

で、残りの1つはどこにあるか・・・というと、この壁全体が1つのチャック神の顔になっている。この写真ではわかりにくいかもしれないけど、入り口がチャック神の口・・というわけ(左下の写真の方がわかりやすいかも) 

 


 
 

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「付属の尼僧院」(El Anexo del Este)

ちょっと離れてみると、壁全体がチャック神の顔になっているのがわかると思う。 「付属の尼僧院」横にある遺跡なのだが、何に使われたものなのかは、まだ解明されていないそうだ。

 


 
 





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何だか、ラーメンどんぶりの模様にも見える(笑)。










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エル・カラコル前の歩道横には、大きな石が転がっている。ここでも、上述の「カスティージョ前のあたり」と同様に、手をたたくと「キュン」というこだまが返ってくる。

 












ここでガイドについて歩きまわるのはおしまい。あとは、自由行動。

旧Chichenをもっとじっくりみるでもよし、新Chichenに戻ってもよし、Maya Hotel内にあるおみやげ物屋をみてもいいし・・・
各自の自由。

私は、とりあえずは新Chichenに戻って・・・(といっても徒歩数分)・・・カスティージョに登ってみることにした。

 
 
 

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カスティージョの壁面の階段はとても急。昇るには問題がない程度だけど、降りるのは恐そう。階段の平らな面(足が乗る面)はあまり大きくなくて、さらに、補修してあるとはいえ1000年も前の石造物なので、階段の角は鋭角ではない。

でも、ロープが一本張ってあるので、それをつたって降りれば問題はないだろう。でも、女性の場合、ハイヒールとかだと危険かも。

(まぁ、遺跡を見学にくるのに、ハイヒールを履いてくる人はいないと思うけど)






 

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カスティージョの天辺(一番上の部分)に昇ると、その内部はこのような感じ。

この通路のようなものは"Uの字型"になっている。これは上述の音響効果のためのようなのだが、詳細はわからなかった。

北側に位置することになる、このU字型の内側(開いている部分)に神殿があって、そこからククルカンの頭部のある階段を降りた正面が、金星の台座となる。(下の写真)














カスティージョに昇った途端、急に雲行きが怪しくなってきて、あっという間にスコールになった。

私は既に登り終えていて、上写真の通路内にいたので濡れることはなかったのだが、階段を上っている途中だった人は、もう全身びっしょり・・・・。

下を見下ろす限り、カサをさしている人は僅かで、多くの人は前述のポンチョを着ている。


 
 

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カスティージョ天辺の神殿から、「金星の台座」をみる。

写真中央のあたりが、「神殿に向かって手をたたくと前と左からこだまが返ってくる」という場所(写真ではわからないと思うがいくつか大きな石がある)











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カスティージョの北東側に位置する「戦士の神殿」
(Templo de los Guerreros)

写真での手前側が階段になっていて、ここの一番上(白い壁に囲まれているところ)の神殿には、有名なチャック・モール像がある。 しかし、現在は神殿にあがることは禁止されていて、見ることはできない。







しばらく雨の止むのを待っていると、遠くの空が明るくなってきた。降りだしてから約20分程度かな。

 

 
 

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見渡す限りのジャングル。











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「戦士の神殿」
雨も小降りになってきた。










雨も小降りになったので、私もポンチョをきてカスティージョを降りることにした。

次なる目的地は、「戦士の神殿」である。

(探訪その3に続く・・・・)

 

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このページは、しん@かぷが2000年8月 7日 12:30に書いたブログ記事です。

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